キズやヘコミはどう影響するの?
愛車についてしまったキズやヘコミ、車内にしみついたタバコやペットのにおいは、いわばユーザーのライフスタイルの痕跡であり、当然消し去りたいものです。
結論からいえば、キズやヘコミはあまり気にする必要はなく、むしろ車内にしみついた「におい」についての方が査定に影響します。
キズやヘコミが査定額に影響をしないという意味ではありません。
気にしすぎて事前に修理したとしても、その修理費に見合うだけ査定額に影響はないということです。
査定してもらう前に洗車しワックスをかけておくほうが査定士に好印象をあたえます。
その裏返しが車内にしみついたにおい。
ユーザーにはわからずとも他者にとっては結構気になるもの。
査定士は、このユーザーが愛車をぞんざいにあつかってきたのか、愛情を注いできたのか些細なところまで判断しています。
車内を清掃し、消臭剤でできる限り消臭する。
その努力と心情が査定額にはね返ってくるといえるでしょう。
査定士はここをみている
整備手帳の内容や事故歴の有無はもちろん重要です。
また人気(無難といったほうがよいか)のボディーカラーもあります。
新車で登場した時、メーカーが打ち出したイメージカラーにつられ、そのカラー指定で購入してしまうということがままありますが、根強い人気は黒系統、ついで白系統とのこと。
中古車は人気がそのまま販売額に反映されますからこれは重要なファクターです。
ボディーカラーや事故歴はあとで悔んでも詮無い事。
結構重要なのがオプションの状態です。
メーカーの純正オプションは問題ありませんが、メーカー外のエアロパーツやアルミホイールなどはマイナス要因になる可能性があります。
純正でなくても上質のカーナビやカーオーディオは逆にプラス要素。
とにかく査定士は全体をみて総合的に判断しています。
愛車を自分仕様にドレスアップしていった内容はつつみかくさず査定士に伝えることが重要です。